本願寺からのお知らせ

2022年5月9日

真宗僧侶のための、声明・教学研修を開催します。
大谷声明と東本願寺の伝統教学を学びたい方のための研修です。
令和4年5月18日(水)10:30~16:00
於 本願寺
  京都市右京区嵯峨鳥居本北代町21
真宗僧侶の育成を目的として、法主自ら指導にあたります。
真摯に教えと向き合う方の参加を期待しています。
【内容】
1.声明(時間の都合により変更の可能性あり)
正信偈眞四句目下
文類偈眞四句目下
念仏和讃二淘~八淘
廻向 十・十二淘、
伽陀「身心毛孔皆得悟」
百遍念仏
2.教学 テーマ『本願の機』
「機」とはこの「私」である。
いわゆる教理(教え)だけでなく、教えを受け取る側の人間について考えます。
【礼金】
5,000円(宗門外から御参加の場合は、8,000円)
当日寺務所にてお納めください。
【装束】
白衣、間衣、輪袈裟、念珠
【持ち物】
大谷声明集上・下、真宗聖典、浄土三部経
【申込方法】
下記よりお申込みください。
【その他】
・マスク着用の上、ご参加ください。
当日、発熱など体調のすぐれない場合は参加をご遠慮ください。
・来月以降も月1回開催の予定です。
【お問合せ】
075-882-6262

2022年4月29日

令和4年4月法話会動画『父(東本願寺第24代法主) 身業説法の人』を配信しております。

どうぞご覧ください。

先代・父(東本願寺第24代法主)の命日にあたり、

在りし日の父に思いを馳せる。

 

「念仏成仏これ真宗」が口癖で、

「身業説法の上人」との定評がありました。

身業説法とは、

所作などの身体の動きや行動、立ち居振る舞いによって、

人に感銘を与えることによる説法のことで、

口業説法(口で話すことによる説法。いわゆる「お説教」)に対して言う。

 

昭和10年、第22世現如上人13回忌法要の秘蔵映像も合わせてご覧ください。


2022年4月9日

下記の通り、春の法要『闡如會』(せんにょえ)を厳修致します。

皆様のお参りをお待ちしております。

 

4/10(日)午後2時~歌徳院釋如智禅尼(大谷智子 本願寺前裏方)三十三回忌 逮夜法要

 

4/11(月)午前7時~歌徳院釋如智禅尼(大谷智子 本願寺前裏方)三十三回忌 晨朝法要

4/11(月)午前10時半~歌徳院釋如智禅尼(大谷智子 本願寺前裏方)三十三回忌 日中法要

4/11(月)午後2時~釈尊宗祖親鸞聖人御誕生會

 

4/12(火)午前7時~立教開宗記念日法要

4/12(火)午前10時半~酬徳會

4/12(火)午後2時~前住闡如上人御祥月命日逮夜法要

 

4/13(水)午前7時~前住闡如上人御祥月命日晨朝法要

4/13(水)午後2時~前住闡如上人御祥月命日日中法要

 

なお、4/9~4/12(予約不要)、4/15~17(予約制)には、

春の宝物展 「宮家からの嫁入り道具」を開催しております。

令和4年春の宝物展 「宮家からの嫁入り道具」を開催します

こちらも合わせてご覧ください。


2022年4月5日

令和4年3月法話会動画『母 今でも耳に残るあのひと言』を配信しております。

どうぞご覧ください。

 

 

母(大谷智子・東本願寺前裏方)の三十三回忌にあたって、

耳に残り、心に残っている言葉を紹介します。

 

神仏は、おねだりの対象と考えていた子供心に、

「お念仏はお願いのために称えるのではなく、お礼のためなのよ!」

という母の言葉。

謎をかけられた思いで、少しずつそれを解いていく、自身の経験談です。


2022年3月8日

春の宝物展を開催します。

本年度は大谷智子前裏方(歌徳院釋如智禅尼)三十三回忌を記念し、

お輿入れの折にあつらえられた調度品などを展示致します。

 

※三十三回忌は昨年に当たりますが、

コロナのため本年に延期しました。

 

〇期間

【予約不要】

令和4年年4月9日(土)→12日(火)

午前10時30分~午後4時30分

拝観料 お志

 

【予約制】令和4年年4月15日(金)→17日(日)

午前の部 午前10時30分~

午後の部 午後1時30分~

拝観料 1,000円(法話、おみやげ付)

ご予約の際は、

mail  info@ohtanihonganji.jp

fax  075-882-6220

予約フォーム https://forms.gle/87Vh3q5QXQWe8Gnh7

にてお申込みください。

 

〇場所 本願寺 本堂(京都市右京区嵯峨鳥居本北代町21)

 

 


2022年3月7日

令和4年2月の法話会『本願寺のお正月 修正会(しゅしょうえ)』を動画にて配信しております。

どうぞご覧ください。

前回に続いて、お正月のお話。

本願寺での伝統の修正会(しゅしょうえ)について、

三帰依(さんきえ)を中心に解説します。

 

「初詣」と言えば、ごく一部の寺院を除いて、神社へのお詣りが定番です。

「お正月、お寺はひっそりとしていて、何もしていないのでは」 と

考えられているかもしれないですが、 とても大事な法要を勤めています。


2022年2月1日

令和4年1月の法話会『本願寺のお正月 御献盃』を動画にて配信しております。

どうぞご覧ください。

本願寺伝統の儀式「御献盃」を紹介します。
ご先祖であり宗祖である、親鸞聖人にお屠蘇を献じて、
新年を祝います。
大谷一門だけで行う新年の儀式で、
かつては、非公開で行われていた本願寺のご献盃。
ご先祖・宗祖と1対1の静かに厳粛なひと時。
今回から2回にわたって、本願寺のお正月を紹介します。

2021年12月29日

令和3年12月の法話会『お別れ』を動画にて配信しております。

どうぞご覧ください。

 

「愛別離苦」
(大切な人ともいつかは別れなければならない苦)は、
誰しも経験しなければならない四苦八苦の一つです。
 
お通夜や葬儀にお参りする第1の目的は、
亡くなった方に敬いのまことを捧げ、ご遺族を慰めることです。
 
そのお悔みのご挨拶にあたって、
悲しみに暮れるご遺族に寄り添いながら、
ご遺族と故人の大切にされている宗教への配慮が
大切であることは、言うまでもありません。
 

2021年12月6日

令和3年11月の法話会『末法の時代の仏教』を

動画にて配信しております。

どうぞご覧ください。

 

1052年(永承7年)は末法元年とされ、

末法はお釈迦様の教えを実践する人、 覚りを開く人がいなくなる時代。

この末法では念仏を称えて来世に極楽往生するしかなく、

そのためには阿弥陀仏の来迎(お迎え)が必須とされたました。

平安貴族たちは、来世の極楽往生に憧れ、 念仏を称えて来迎を待ちました。

 

「来迎はあるのだろうか」と心配する心境を察するとき、

小中学校時代のバスでの通学が思い出されました。

JR京都駅から乗る某大学の学生で満員の市バスの重なる通過に、

なす術を持たなかった、子供ながらの苦い憂鬱な思い出が甦ります。

 

臨終の来迎とは全く対照的な、

親鸞聖人の力説された「平生業成」について、考えます。


2021年10月29日

令和3年10月の法話会『月と仏教』を

動画にて配信しております。

どうぞご覧ください。

 

 

6月にお届けした「一休さんと蓮如さん」の続きで、

「月」をテーマにした問答について、お話ししました。

 

「阿弥陀仏は、救う人間を選(よ)り好みして、

その慈悲は本物ではないのではないか?」

という一休さんの問いに、

「選り好みをしているのは、耳に蓋をしている人間のほうですよ」

と蓮如上人が返される、面白い問答です。


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真宗東派 嵯峨本願寺 京都市右京区嵯峨鳥居本北代町21