令和4年11月法話会動画『父 先代法主の足あと 手燭が語る報恩講の裏話』を
配信しております。
どうぞご覧ください。
本願寺では、
11月28日の宗祖親鸞聖人の御命日を最終日として、
「報恩講」という法要を行います。
報恩講は、聖人に対する御恩報謝の誠を表すもので、
浄土真宗において最も重く大切な法要です。
報恩講のハイライトの一つは
「御伝鈔(ごでんしょう)」の拝読です。
御伝鈔は、
本願寺第三代覚如(かくにょ)上人によって書かれた
親鸞聖人の伝記で、
その拝読役は御堂衆の中から毎年法主が指名します。
すべて読み終えるまでに、
上巻・下巻合わせて2時間にも及ぶ大作なので、
拝読者には相当の鍛錬が必要とされます。
御伝鈔拝読の裏で「黒子に徹した」かつての法主の姿を、
思い出の手燭(てしょく)と
「お手元用御伝鈔」と共に振り返ります。