本願寺からのお知らせ

2021年9月30日

令和3年9月の法話会『俱会一処(くえいっしょ) ご先祖と会う』を

動画にて配信しております。

どうぞご覧ください。

お彼岸といえば、お墓参り。

ご先祖に手を合わせて、亡き人としばし時を過ごします。

お墓参りは、極楽に行って覚りを開き、仏様になっておられるご先祖を想う縁(よすが)です。

 

一言にご先祖と言っても、祖父母が4人、曽祖父母は8人。

10代前では、1024人。

父母、祖父母から10代前まで全員では、何と2046人。

20代遡ると百万人を超える。

 

その多くのご先祖や亡き人を偲ぶ、

句仏上人の句 「倶会一処 墓地に茨咲き 葵咲く」 を紹介します。

祖父である先々代(東本願寺23世)法主・彰如上人は、

句仏という俳号で有名で、

正岡子規に傾倒し、門下の高浜虚子や河東碧梧桐などと

親密な交流がありました。

 

生まれる2年前に亡くなった祖父に思いをはせています。


2021年9月2日

令和3年8月の法話会『お焼香 作法と香り』を

動画にて配信しております。

どうぞご覧ください。

 

お盆も過ぎ、いよいよ秋の虫も鳴きはじめる季節です。

お盆も然り、お葬式、法事となると、お焼香はつきもの。

いざとなると、作法がわからずパニックになることも。

まずは、しっかり作法を身に着けたいものです。

 

お香を焚く歴史は古く、聖徳太子に時代にさかのぼります。

「麒麟がくる」では織田信長が日本の名香を切り取った場面もありました。

室町時代には、茶道、華道、能などとともに、一層その文化を咲かせます。

 

ふだんお香を扱う人からは、お香の香りが漂います。

これと同じように、念仏の行者からは、仏様の智慧のうるおいが香ります。


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真宗東派 嵯峨本願寺 京都市右京区嵯峨鳥居本北代町21