令和3年9月の法話会『俱会一処(くえいっしょ) ご先祖と会う』を
動画にて配信しております。
どうぞご覧ください。
お彼岸といえば、お墓参り。
ご先祖に手を合わせて、亡き人としばし時を過ごします。
お墓参りは、極楽に行って覚りを開き、仏様になっておられるご先祖を想う縁(よすが)です。
一言にご先祖と言っても、祖父母が4人、曽祖父母は8人。
10代前では、1024人。
父母、祖父母から10代前まで全員では、何と2046人。
20代遡ると百万人を超える。
その多くのご先祖や亡き人を偲ぶ、
句仏上人の句 「倶会一処 墓地に茨咲き 葵咲く」 を紹介します。
祖父である先々代(東本願寺23世)法主・彰如上人は、
句仏という俳号で有名で、
正岡子規に傾倒し、門下の高浜虚子や河東碧梧桐などと
親密な交流がありました。
生まれる2年前に亡くなった祖父に思いをはせています。