本願寺からのお知らせ

2021年12月29日

令和3年12月の法話会『お別れ』を動画にて配信しております。

どうぞご覧ください。

 

「愛別離苦」
(大切な人ともいつかは別れなければならない苦)は、
誰しも経験しなければならない四苦八苦の一つです。
 
お通夜や葬儀にお参りする第1の目的は、
亡くなった方に敬いのまことを捧げ、ご遺族を慰めることです。
 
そのお悔みのご挨拶にあたって、
悲しみに暮れるご遺族に寄り添いながら、
ご遺族と故人の大切にされている宗教への配慮が
大切であることは、言うまでもありません。
 

2021年12月6日

令和3年11月の法話会『末法の時代の仏教』を

動画にて配信しております。

どうぞご覧ください。

 

1052年(永承7年)は末法元年とされ、

末法はお釈迦様の教えを実践する人、 覚りを開く人がいなくなる時代。

この末法では念仏を称えて来世に極楽往生するしかなく、

そのためには阿弥陀仏の来迎(お迎え)が必須とされたました。

平安貴族たちは、来世の極楽往生に憧れ、 念仏を称えて来迎を待ちました。

 

「来迎はあるのだろうか」と心配する心境を察するとき、

小中学校時代のバスでの通学が思い出されました。

JR京都駅から乗る某大学の学生で満員の市バスの重なる通過に、

なす術を持たなかった、子供ながらの苦い憂鬱な思い出が甦ります。

 

臨終の来迎とは全く対照的な、

親鸞聖人の力説された「平生業成」について、考えます。


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真宗東派 嵯峨本願寺 京都市右京区嵯峨鳥居本北代町21