修正会しょうしゅうえ
お正月という新年のすがすがしい節目を祝うとともに、今年もお念仏の教えをいただいていく一年の鑑になる日として、気持ちを新たにする意味での法要です。
法要の前には御献盃(親鸞聖人御真影にお屠蘇の盃をさしあげる儀式)が行われます。
闡如會せんにょえ
本願寺前法主・闡如上人の祥月御命日(4月13日)の法要を中心として、酬徳會(※7)など春の諸法要を併修します。
この期間に当寺に伝わる宝物展もあわせて開催しています。
※7 酬徳會:歴代の天皇を中心に、今日まで特に宗門の外から本願寺を支えてくださった方々に対する感謝の気持ちを表す法要。
夏安居げあんご〈7月下旬〉
仏教各宗各派と同様、本願寺でも毎年夏に僧侶が合宿して仏教学・真宗学・宗教学を幅広く学んでいます。
お月見コンサート〈9月下旬〜10月上旬〉
本願寺がある嵯峨の秋は格別の趣があります。大谷楽苑(終戦直後に本願寺前法主 大谷光暢・智子夫妻によって設立された合唱団)による合唱や楽器演奏をお聴きいただいた後、嵯峨の名月をゆっくりとお楽しみ下さい。
なお、平成26年よりは、当山僧侶による声明もお聴きいただいております。
声明研修しょうみょうけんしゅう
句切・句淘・位上曲・坂東曲など、本山で行う難易度の高い声明を中心に、法主自らが指導します。
当山にて末寺僧侶を対象に合宿を行うほか、東京新宿にても月1回の講習会を開催しています。
おみがき
毎年、報恩講前に門徒と僧侶が集まり、和気あいあいと仏具を磨きます。
報恩講ほうおんこう
報恩講とは、宗祖親鸞聖人の祥月御命日(11月28日)を最終日として営まれる法要のことで、浄土真宗の僧侶や門徒にとって最も重要な年中行事です。
教師修練、得度式、帰敬式は
随時行っています。